先週、2台のＡＬＦＡ75ＴＳを当店の中古車ストックとして仕入れたのですが、お約束の天井タレタレ(75はほんとに多い!!)
で、ほとんどカーテンが垂れ下がっている状態でした。

今後、この75をお乗りいただくお客様が、もし仮に「そんなに気にならないよ～」とのお言葉を頂いたとしても、私自身のこだわりが許せません!!

そこで、天バリ貼り替に挑戦!!
とまずは、頭の中で貼り終えた天井のイメージを膨らまし、近くのホームセンターへＧＯ!!
そこで手に入れたビニールレザー風の素材を、天井の形に添うようにひっぱりながら接着剤で貼り付けはじめたのですが、頭でイメージしたようにうまくいかないんですねこれが。
原因としては、チョイスした素材の厚みがあるため、強くひっぱってもうまく伸びてくれない～。正直、この時はくじけておりました。
でも、そこは気を取り直して素材の選定から見直すことに。
もっと薄くて伸縮性のある布地では？と考え、数件の生地専門店へ出向いたのですが、クルマの天井に使えそうな色や織柄のものがない!!

そうなると「最初に手に入れた素材でなんとかするしかないのか～」と追い込まれている自分がいました・・・・・・。

再度挑戦しようとした矢先、当店のジュリアを愛してやまないメカニックが一言。「今日は気温が高いから、天日に当てていれば素材が柔らかくなるかも」私の頭の中にはその発想がありませんでした。

いざ実践してみると、目から鱗とはこのこと!!その発想は的を得ていたようで素材が熱によって柔らかくなり、伸びること伸びること!!

こうして、炎天下の中4時間をかけて2台分の天井貼り替えが完成しました。
自分でいうのもなんですが、けっこううまくできたかな～と思います。

このような作業は、本来、専門業者さんに外注作業としてお願いしてしまえばいいのですが、その分コストがかかる(けっこう高い!!)ので車両本体価格に反映せざる得ません。でも、自分でできればお車の値段を少しでもお安くできますし、私自身も満足できますから・・・・・・・・・。