仕上げ中の伊藤忠物GT1300ジュニア・・・・・



当店の板金部門での作業工程の全てが終了・・・・・・・と、ここで何時もはあまり触れていなかったことをひとつ。
天張りの画像もありますが、実はコレ「塗り」。
今まで販売させていただいたジュリア系もよほど大幅な破れが無い限り、このやり方。
もちろんボディー塗装用の塗料ではなく、専用のかなり高価(汗)な塗料を使用しています・・・・・・・・・・ボディー塗料で塗装すると後々割れる可能性が高く(割れている個体を多々見てきました)、見た目もみょ~に重ったるい感じなので。(笑)
こんなにボディーがキレイになり、この後、内装もほぼリニューアルされることになりますので、そうなるとやっぱりココも譲れません。(笑)
ちなみにこの工程、どちらかと言うと私自身の基準で「商品としての付加価値を上げるための作業の一環」となりますので、今回も含め過去にお納めさせていただいたオーナー様からその分の作業代金を頂いたことは一度もありませんので。(笑)
そして今週よりサービス部門へバトンタッチ。
あらかじめ外されていた足回り構成部品の一部・・・・・

これに留まらず外した部品すべてがこんな感じ。(笑)

キッチリ仕上げてから組み付け。
リヤホーシングの仕上げ前の状態・・・・・・・・

組み付け後・・・・・・・・・

スッキリ。(笑)
もちろん・・・・・・・

重要なココ、トラニオン取り外し後、オーバーホール済み。
並行し、次は私の出番。(笑)
リヤトレイもオリジナルと同じ形状にコピー・・・・


例のイタリアから取り寄せの生地にて張替。
更にステッチが入ったこの生地。

何処に使うかと言いますと・・・・・・

Aピラーの室内側。
こちらの個体は元々後期型ですので、Aピラーの室内側にこんな樹脂製のカバー付いています。

反りも少なくなかなかいい状態の物なのですが、前期型ダッシュボードにコンバートしますので、このカバーがダッシュ本体に若干当たってしまう・・・・・・
無理をすればつかないこともありませんがオーナー様からのたっての希望である前期型ダッシュボードへのコンバート、抜かりはありません!!(笑)
ピラー内側だけでなく、その下側も張替済み。

・・・・・・・・と、昨日時点ではここまで。
本日は肝心のエンジン、ミッション本体が積み込まれる予定ですが、もちろんそれで終わるわけもなく、まだまだこんなに組み付けパーツがスタンバイ中。
ここまで来たら先は見えたも同然!!(笑)
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