まず初めにご案内。
本ブログでご紹介させていただいておりますレストア中のGT1300Jなのですが、このブログをご閲覧いただいた数名のお方から「このGT1300Jは既にオーナー様が付いているのか付いていないのかが分かりにくい」とのご指摘を頂きました・・・・。(汗)
そこで、だれがどう見ても瞬時に在庫の有無をお伝えできるよう「新オーナー様募集中105系レストア」なる新たな書庫を増設させていただきました!!
なので、今後この書庫内から今までの記事が無くなっている際はSOLD OUTとさせていただくことになりますので本ブログのチェック、引き続き宜しくお願い致します!!
と、言うことで現在も次にオーナー様をお待ちしつつ、作業中のGT1300ジュニア、ボディーワークのその後。
クーペボディーの本来の形に戻すために広範囲に及ぶパネル交換も終え、もう溶接作業も終わりかと思いきや、そうはさせてくれないようで・・・・・・・トランクフード。

表面を見る限り、特にダメージが無いなかなかの状態。
ひっくり返して裏面・・・・・・・

剥離前はパテで覆われていて見えなかった腐食跡。

このように本来のトランク裏には台形状のボコボコ?が並んでいますが、そのボコボコも無かった箇所も・・・・・・・・・・。
実はクーペボディーで多々見受けられるケース、この個体のようにまだパテで覆われていたのであればまだいい方で、中には腐食箇所が剥き出しの個体はトランクを持ち上げる際にその腐食箇所にたまたま手をかけてしまい「手を切っちゃった~」などと言った事例も過去にありと・・・・・。

元の形に戻す作業の材料はいつも助けてもらっている部品取りから拝借。

溶接取り付け終了。

錆止め塗布。

ビジュアルも本来の物になりスッキリ、もちろんパテ造形は一切なし。(笑)

完成したトランクフードもボディーに取り付け、何時も何らかの形で目にしているクーペのお尻に。(笑)
この後に溶接及び板金作業を必要としない箇所はサフェが入りました。






ここでA及びBポストの画像が登場しましたので・・・・・・・・


この個所は形状および寸法をキッチリ確認した上で作業を進めないとスカッフプレート取り付けの際に収まりが悪くなり、最悪、スカッフプレートの両端のいずれかを曲げたり切断したりしないと入らない場合もありと・・・・・・・。
次の工程は各パネルのうねりやへこみの修正、ボディー完成にはもうちょっと時間がかかります。
この個体に対してここまでの大掛かりなレストアは恐らく後にも先にもこれで最後になると思われますので、色が入る前に是非とも次のオーナー様が決まってくれれば、そのオーナー様が選ぶカラーでお乗り出しいただけた方がなお理想的かと・・・・。
つづく。
㈱スポルティーバ
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