続く時は続くもんで・・・・・・

当店サービスピット内は2台の156V6の6速MTをリフトアップ中、先週と同じ画像ではありません。

作業台にカムカバーが。
と、言う事は・・・・・

V6搭載モデルお約束、またまたこんなことになっている先週のアルファレッドの個体から入れ替わり、今度はコスモブルーの156V6、この他もガッツリ手を入れさせていただきます!!
・・・・・・・何処かの誰かがやってあげないとねぇ~、それでなくともです、ハイ。(笑)
引き続き現在も作業中のこちら。

・・・・・・・・って、もうこれは通常の「作業」と呼んでいいのか、「レストア」?でお預かりさせていただいております毎度容赦ないオーナー様(笑)の156GTA。
当初から予定をしておりました外注先での作業もようやく終え・・・・

純正ブレンボ製フロント4ポッドキャリパーとリヤキャリパーのリペイント、フロントのメーカー及びアルファロメオロゴ、おまけに新車時にはなかったリヤにもアルファロメオロゴ(笑)を入れて再現、新車時よりペイントのクォリティが高そう。(笑)
内装は前後シート・・・・・

既に入荷していたパーツも取り付け作業へ。

デッドストック品?内部がブラックアウトされたGTA用純正ヘッドランプAssy、新品の輝き、久々に見ました。(笑)
これまたしばらく前から入荷していた、これは間違いなくデッドストック品・・・・・

センタートンネルコンソール、もちろん新品ですのでベタベタは皆無。(笑)
シートなどの内装品を取り外した理由はこれを取り付けるためもあったんですね~。

取り外したフロントシート。
ブラックとイモラナチュラルレザーが組合せになったタイプ、車載ではないのでクリーニングもし易いの何の。(笑)

遠目にはそれほど汚れてはいなかったのですが、シボの奥はこんなに汚れが。

汚れをシボから掻き出すようにクリーニング、スッキリ~。(笑)
ブラックレザーの部分も目立たないとはいえ一通りクリーニング、これでシート表皮自体はキレイになったのですが、作業はこれでは終わらない・・・・

入庫時から気になっていたステッチの色焼け。
元々は黒糸で縫製されていたのですが、所々良く見ると白っ茶けた個所が多々あり。
ならばと、アルフェッタGT以来の作業・・・・・

ステッチ一本一本に黒い染料で筆入れ。(笑)

これで更に更にスッキリ。

入庫時のチョッと古ぼけた印象もほとんど無く、黒い箇所は黒々と、ナチュラルレザーの箇所は色鮮やかに、全体的にソフトな感じに見えるようになりました!!
・・・・・・・・と、数々の新品部品への交換が主な作業となっている今回の156GTA、年代的にはジュリアなどの旧年代のアルファロメオとは遠く及ばないまだまだ若いモデルですが、こんな地道な手作業によるちょっと?一手間的な作業も施しているとこら辺が、今やもうレストアと言えるのでは?(笑)
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