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この年代のモデルまでもが要レストア?

コチラの156GTA・・・・・・

 

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当店に度々登場している、容赦ないオーナー様()所有の156GTA、前回のご入庫時には機関系、内装、外装と手を入れさせていただいたのですが、またまたご入庫。

 

今回の作業は・・・・・・

 

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前回ご入庫の際にボディー各部のリペイントを実施させていただき誰がどう見てもキレイそのものなビジュアルなのですが、あらためて一台丸ごとのオールペイントのご依頼をいただきました!!

 

で、いざ作業を開始すると外見上では分からなかったことが・・・・・

 

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この個体、元々のボディーカラーはシルバーで前オーナー様所有時にブラックへ色替えされていたのですが、ボンネットに至っては2回どころか4回もリペイントをされていたようで、ここまで塗り重さなっていたのではこのままの状態でリペイントは危険と判断・・・・・・

 
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鉄板むき出しスレスレまで塗装面を剥離・・・・・・・・・・・この年代のモデルでここまでの下地処理は当店初。()

ここまでやってあげれば後々の心配は皆無かと。

 

さぁ~、これで次の工程、サフェ入入れ・・・・・・・とはいきませんでした。()

 

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一見、既にサフェが入っているように見えますが、実はコレサビ止め剤・・・・・・

そうなんです、ボンネットやトランクの裏側までも剥離しました。

前回に施されたリペイント、表から見えない面全てが足付け作業を施さずに塗料をそのまま吹き付けたらしく、エアで吹いただけで塗装面がペリペリと剥けていく始末、いわゆる完璧なパラ吹きだったことも発覚。()

 

なので・・・・・・・

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当然、 ドア周りも同じ塗装のやりかたで処理、現在の塗料を剥離するにはドアを取り外さないと作業が困難なことから・・・・・・

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今まで当店では見たことがない現在のこの姿に。

 

・・・・・・と、まぁ~今回の作業、パネル自体の腐食が全くない年代のモデルとは言え、ほとんどジュリア系のレストア時の作業とほぼ同じ、当初の予定より大幅に時間がかかっていますが、なんとか年内には完成させてオーナー様にお正月もこのGTAでお出かけいただきたいのですが・・・・・・・。()

 

 

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