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初期化、初期化!!

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いったいどこまで行くのでしょうか・・・・・・・・。

「カリカリ・・・」というブレーキ制動時の異音が、リヤハブベアリングが出しているものとばかり思っておりましたので、改善できる期待をこめてベアリング、シールを交換したのですが・・・・・・・・・・・症状が全く改善されず・・・・。
であれば、根本的に本当にリヤから聞こえる音なのか?
そうなると自分の耳も疑わしくなってきましたので、たまたま遊びにいらしてた数名のお客様にご協力をいただいて助手席に同乗していただきました。
いざ、試走・・・・・・。
「どう?」
「フロント寄りかな・・・・・」と二人のお客様からのご指摘。
えっ、フロント・・・・・・やっぱり、自分の耳が悪い・・・・・。

ということで、フロント部の音を出しそうな可能性のある箇所を重点的にチェック。
まず、ブレーキマスターシリンダ付近・・・・・うっ、マスターシリンダとクラッチレバーが干渉している箇所を発見、クリアランスを少しでも確保できる状態に改善。
再度試走・・・・・・・。
改善は見られません・・・。

次、プロペラシャフト廻り・・・・・・・・・センターサポートマウントベアリングに泥などの異物が入らないようにするためのカラーがガタガタ!!よってプロペラシャフト脱着。
せっかくバラすのであればカップリング、センターサポートマウント、ベアリングを新品に組み替えて組み直したいのが心情・・・・・ちょうど、それらのパーツ、115スパイダー用にと在庫してあったんですね。セコセコと交換を終え、組み付け完了。
またまた試走・・・・・・・・。
ウ~ン・・・・改善が見られません・・・・。

更に次、フロントブレーキ関係・・・・・・・・ローターとピストンの当たりを根本的に疑うべきか・・・・・・・・?ブレーキの効きは、さほど悪くは感じないのですが・・・えぇ~い!!この際、フロントキャリパーもOH!!。
やっぱり試走・・・・・・・。
異音、ぜんぜん消えてない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

と、ここまでの作業を完了した時点で、ボディーにガラスコーティング施工をしていただくために、当店でいつもお世話になっている業者さんへお預けしておりました。

その間も、例の異音が気になって仕方がない・・・・・・。
「あとは、フロントハブ交換か・・・・。」

結局、このまま進んでいくと、ボディー、エンジン、ミッション、クラッチ、トレーリングアーム、以外はほぼ手を入れることになりそうです・・・・・正直、短期間でここまで手を入れる予定ではなかったのですが、自分の心の中で「いずれは、どうせ手を入れなきゃいけないんだから・・・・・初期化、初期化!!」などと言い聞かせています・・・・。

ようやく、2日前に、ボディーコーティングが完了して、久々に当店に戻ってきたジュリア。
施工前とは比較にならないほど、ボディーの艶がしっとりとしていて、非常に新鮮になりました・・・・・・満足、満足。

さあ、また作業再開するぞ!!

つづく。