昨年より作業に取り掛かっておりましたジュリアスプリントGTVがようやく先月末に完成したのもつかの間、間髪入れることなく次の順番をお待ちいただいたおりましたジュリアの作業が新たにスタート・・・・・・・・
ただ、今回は何時ものような作業ではなく・・・・・
この個体を所有してこられたオーナー様も含め、二度と見たくはない大変痛ましい姿になってしまった、今や大変貴重なモデル、ジュリアスプリントGT。
この痛ましい姿を本ブログに掲載することはもちろんオーナー様了解の上なのですが、この姿から本来の美しいボディーを取り戻すまでのプロセスを今後ご報告させていただく事になります。
今回の作業は当然フロントセクションの復元がメインなのですが・・・・・・
これを機に、数年前から抱えていた左右リヤフェンダーアーチ変形の復元。
ラゲッジルームに極端な重さ(約100キロ?)の荷物を積んで走行を繰り返した結果、このようになってしまったとのこと・・・・・・・・この年代のクーペボディーは新車時からリヤセクションの強度が不足していたらしく、そんな重い荷物が長時間の走行により負担が。(汗)
・・・・・・・・・・と、今後ここまで手を入れて復元していくことになりますので、この際ボディー全体を塗装剥離の上リペイント予定。
今回の作業はもちろんフロントセクションのフェイス、フェンダーなどのアウターパネルの交換は必須、その他の板金個所も数多く、それなり費用と時間がかかることから、オーナー様は大変悩まれておりましたが、「貴重なスプリントGT、何とかしたい!!」と。
そんなオーナー様の熱い想いを受け、まずは交換が必要なパネルの入手済み。
ただし・・・・・・・・
復元に必要とされる全てのパネルが入手できるわけではありませんが・・・・
今回の作業はコヤツがあったからこそ、完成の画が見えているわけで。
・・・・・ホント、感謝!!
つづく。
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