板金部門で作業中のGT1300ジュニアですが、今回はパネル単位での交換作業が無い分やはり何時もとは違い早い!!
もう錆止め入ってます。(笑)
今までの鉄板むき出し状態では、鉄板自体が光っている事と所々に黒ずんでいる個所があったりと、特にnet上での画像では各パネル自体にある細かい凹みやうねりまではパッと見分かりずらいのですが、こうしてソリッドな色になるといかに各パネルがキレイな曲線なのかが分かるわけで・・・・・。
今回のこの個体、確かにいつもよりは手間はかかっておりませんが、この現在の姿に持ってくるまでには・・・・・
過去に与えられたへこみなど、叩くだけでなく、熱を加えて引っ張り出したり、溶接による穴埋めなども含めたいわゆる板金の領域作業を施した個所の数で言うと、軽く100か所は超えるかと・・・・・・・。
このような一つ一つの作業の積み重ねがスムージングの際に使用する際のパテがさほど必要ではなくなってくるわけですから、そりゃ~細かい所も見逃すことなく全て拾っていますますから。
現在の錆止めが入ったボディーを見る限り、もう今にも色が入るような印象ですが、次の行程、スムージングへ。
もちろん単純に言ってしまえば「パテを盛って~削って~」なのですがこれが何時も時間を要する・・・・・・・・・・新車時の形(ダメージを全く受けていないところ)が残っている所を基準にし、いかに今回板金となった箇所を中心になるようスムージングしていけるかのギリギリのところを何時も目指していますので、そりゃ~シビアなんです。(汗)
ダメージを受けていないところも覆うような広範囲に及んでパテを盛って整形する仕上げでOKだったら、完成までの時間も今まで以上にもっと短くなりますし、何よりも作業自体がもっと楽になるのでしょうがねぇ~。(笑)
つづく。
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