この書庫での更新が少し?間が空いてしまいましたが、作業中の段付き、ちゃんと進めておりました。(笑)
今までの行程で既に終了しているパネル交換や切り継ぎ板金などの場合は画像で誰がどう見ても「そんなことになっちゃってる・・・」と分かると思いますが、この工程は画像ではピンと来ないかもしれない、いわば一番地道で地味(笑)な工程かも・・・・・・。
あれから、パテてんこ盛りにせざるを得なかった根源でした各パネルの凹凸に対して、裏表共に叩いたり、又は表側から引っ張り上げたりとコツコツと日々勤しんでおりましたが、
ようやくダメージを受けていないオリジナルのライン(面)に極近づけたことにより、その工程も終了。
現在の姿はボディー全体に錆止め剤が塗布され・・・・・・・・
切り継ぎ板金で補修した個所や叩き直した個所に対して一番目の荒いパテが塗られた状態です。
グレーの所はダメージをほぼ受けていない面ですが、最終的にはその個所も含め、パテの目をどんどん細かしていき、無駄にパテを盛る必要が無くなったことで滑らかでスッキリとした面を表現していきます。
こうして色に入った状態をあらためて見ると、多々ダメージを受けていたボディーとは言え、オリジナルの面が残っている所ももちろんあり、そこにプラスして元々大きな凸凹だったダメージ個所を再度丁寧に叩く事で今までとは比較にならないほど段差が無くなったわけですから、この時点でご入庫時のボッテリとした印象は影を潜めることになることを確信できます!!
今回の個体に対する作業は、ある意味「レストア」とは「ダイエット効果」も同時に果たせる作業の実例。(笑)
さぁ~、あとひと踏ん張り!!
・・・・・・・・・・って、さも私が作業しているような表現で書いていますが、私自信がこれらの行程に携わる作業に対しては一切ノータッチ、もちろん餅は餅屋、私は出来ませんので、くれぐれも。(笑)
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