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常に気にかけてあげましょう・・・・・。

先月下旬、不幸なことにバルブクラッシュをしてしまったアルファ155TS・・・・・・。

その後、オーナー様より「あと10年乗ります!!エンジンオーバーホール、お願いします!!」とのご決断をいただき、早速、エンジンを下ろし、バラした後、当店なりの「スパイス」を軽くきかせながら組み立て、腰下が組み上がりの図です。

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ピストン及びリングWPC加工やヘッド面研などなどの作業を外注さんお願いしてありましたが、それがようやく今週中くらいに完成するとのことで、先が見えてきました・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・と思いきや、先日、かなりの期間ご無沙汰をしておりましたアルファ147オーナー様よりご連絡・・・・・・・・・・一瞬、嫌な予感・・・・・・・。
オーナー様いわく「いきなりエンジンが止まってしまった・・・」とのこと・・・・・。ウ~ん・・・・・・・・・。

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JAFさんに運ばれて当店にご入庫いただいた際、直に現況を把握することが出来ました・・・・・・・・・・・・・・またもやタイミングベルトのコマ飛びによるバルブクラッシュです・・・・・ガ~ん!!

 
実はイタ車って・・・・・・・・・・夏場より冬場の方がトラブルの率が高いんですよ。
外気温度が低い中でエンジンを始動すると各部が高熱になるわけですから「低い→高い、低い→高い」、この繰り返し・・・・・・・・・・。
既に劣化が進んでいるゴムや樹脂で整形されたパーツたちは・・・・・・・当然、「キビシ~!」となるわけです。

こういったトラブルを未然に防げる可能性があるとすれば・・・・・・・・「昨日までこんな音、無かったんだけどな~」というような、常に「気にかけてあげる」と言うことが一番重要だったり・・・・・・・。

現にここ数年間で、その「音」に気がつき、速攻、当店にお越しいただいて「ギリギリセーフ」というアルファロメオを何台も見てきましたから・・・・・・・・・。

ちなみにこの147はエンジンの修理はしません・・・・・・・ちょっとかわいそうな気がしますが。(涙)

「じゃ~、次に乗るクルマ、どうすんの?」って・・・・・・・・・当然、「ドイツ」でも「日本」でもなく・・・・・・・・・・「先祖がえり」していただきます。

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