今月初頭より作業をさせていただいておりましたアルファGT 2.0JTSセレスピードの全塗装が完成致しました。
言うまでもありませんが、今回の作業は走らせることに全く必要としない作業・・・・。
この個体のオーナー様だけが感じていた「以前から気になっていたこと」をこの機にリセットしていただくことになるわけで。
今やこの年代のアルファロメオでも耐久性を考慮し、部分的にオリジナルのペイントを剥離の必要性も・・・・・・・
鉄板剥き出しギリギリまで剥離をしたことで錆止めを塗布。
当店の板金スタッフ、さすがに日ごろのジュリア系のハードな切った貼ったの作業で鍛えられていることもあり、作業が速いこと早いこと。(笑)
サフェ入れ。
本塗装。
クリア塗布。
磨き。
前後バンパーもボディー同様の工程作業。
外されたパーツを再度ボディーに組付けて完成。
入庫時の全体的にすすけた印象も皆無・・・・・・・・・・って、そりゃ全塗装すれば当たり前かぁ~。(笑)
今やこのGTだけでなく、同年代に生産された147や156同様、今なお現役で使用されている個体が激減しておりますが、それらの個体が現役を引退するキッカケの大半は外装の著しい劣化が原因となるわけですが・・・・・・・・・
そんな現役引退の引き金となる最大の難所?をこのGTはクリアしたわけですから、まだまだこの先も現役のアルファロメオとしてガンガンお楽しみいただけることでしょう。
・・・・・・・・・・オーナー様はもちろんのことですが、当店としても今回の作業でかかった費用に対して是非とも元を取って下さいませ、ハイ。(笑)