引き続き作業をしておりましたジュリアスプリントの内装仕上げ・・・・・・・
後部スペースとラゲッジルームを仕切るパネルの目隠しに使用するボードの張り直し。
ドアインナートリム同様、スポンジザクザクでぺったんこ。(笑)
造り方はドアインナートリムと同じ・・・・・・・
上部に使用するパッドも同様状態で表皮ぺったんこのガバガバ状態・・・・・
スポンジを一新したことで本来の張りのある立体感が復活~!(笑)
次にラゲッジルームの目隠し的な役割を担うリヤボードのレストア。
表皮自体はクリーニングでキレイになるのですが、造り自体がスチール製のボードに表皮をボンド?この年代だとニカワで直貼り・・・・・・・・
そのため接着剤の水分が蒸発できなかったことから表面錆が発生してボコボコに。(汗)
当初はこの表皮を生かしつつボードを研磨で錆を除去した後に貼り直そうとしたのですが、何だかんだで仕上がり後のリスクを考慮した結果、断念。
ならばと・・・・・・・
色目、シボ共にイイ感じのビニールレザーを要いて貼り換え。
ボコボコも無くなりまっ平、スッキリした~。(笑)
内装編まだ続きます・・・・・・・
次にダッシュボード構成パーツの仕上げ。
この個所はドアインナートリムなどで見てきたスポンジ劣化がほぼ無いと見受けられ、見た目のボリューム感もあり表皮を手で押すと未だにソフト、ステッチの劣化による抜けもほぼ無しときた~!!(笑)
ほんとスンバラシイ状態です、ハイ。(笑)
この個所の仕上げは主にクリーニングのみ。
長年の汚れも除去し、本来の真っ黒な状態になりましたが・・・・・・
その分、ブラックとの対比によりステッチの色焼けが目立つように・・・・・・・
ステッチが入った箇所全てに染料を使用して筆差し・・・・
全部真っ黒、これまたスッキリ~!(笑)
ちなみに・・・・・・
ダッシュボード上に取り付けてあるミラーは恐らくオリジナル品と思われますが今でもこんな状態・・・・・・・・しつこいようですが、ほんとスンバラシイ~。(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・と、ここまでの作業は当初から私がイメージしていた通りの仕上がり具合かと。
内装の仕上げ作業で残すのはシートの張り換えのみ・・・・・・・・
さすがにこの状態では105系アルファロメオのシート張替え時と同じようにアンコ増しでは追い付きません。(汗)
シートフォームをEUからお取り寄せ済み、Newシート表皮は・・・・・・・・・・・・・と、いきたいところですが、さすがにこのモデルになると現存してる個体数が限られますので受注生産とのことで出来上がるのは来月中旬から下旬を予定しております。
同時に・・・・・・・
こちらの作業も進行中。
つづく。