ボディーワークに約半年の時間をかけて(かかった?)完成致しましたコチラ・・・

オーナー様ご指定オリジナルレッドのペイント・・・・・・・

この色、ご覧いただいた数々のオーナー様の口々から「この色、いいね!!」と絶賛だったGT1300ジュニア、いよいよご納車となります!!

コツコツと手を入れてきた甲斐もあり、入庫時の姿と比べて、一言、スッキリとした佇まいに。(笑)
この個体、塗装剥離時に相当な量のパテが出ましたが、それは別にこの個体が稀だったわけではなく、大半の個体は多かれ少なかれ必ずパテは使われています。
ただ・・・・・・・・・
問題はパテの量が?だったのです。
ではなぜそんな量のパテが必要だったかと言いますと、そこは約45年間生き延びてきた個体、そりゃ~いろいろあるでしょう。(笑)例えばドアパンチや何処かに擦った際にできた凹みなど、剥離をするとそんなダメージを受けた個所が一目両全・・・・・・・。
問題はそのダメージ個所を修正された際の作業の仕方で、それらのへこみをかなり大まかな叩きもしくは一切叩かないでその上からパテが・・・・・。(汗)
そんな状態ではオリジナルと同じような滑らかな局面を表現するため、どうやってもダメージを受けていない面までを覆うくらいの広範囲に及んだ厚いパテを塗らざるを得なかったでしょう・・・・・・・・要するに作業時間の短縮のためかと。(汗)
当店での作業時はそれらの荒く叩かれたところを極力オリジナルの面の高さ(形)になるよう再度細かく叩き、または引っ張り出し直した結果・・・・・・・



面出しの最終工程で使用するパテも飛躍的に少なくなったことが「スッキリ」な佇まいにつながったわけです!!

もちろん私たちもスッキリ。(笑)
内装も触らなかったところが記憶にないほど(笑)全てのものに何らかの手が入って一新・・・・・・



エンジンも・・・・・

アクセルと足の裏がさも一体化しているかのごとく、面白いように吹け上がってくれるやんちゃ仕様。(笑)
・・・・・・・・・・・と、実はこれで全ての箇所が完成ではなかったという落ちが。(笑)
それは・・・・・・

つい先日、こんな製品が!!

このリプロダッシュ、メチャクチャ手が込んでいて、シボまでこの通り。
現時点ではちょっとマットな質感ですが、この先、お手入れの際に拭きこんでいくごとにイイ感じの艶が出てくるでしょうから、そんなエイジングも楽しめるというおまけつき。(笑)
・・・・・・・・・・・せめて一か月前に届いていれば。(汗)
そこはあらためて再度仕切り直し。(笑)

オーナー様、大変長らくお待たせを致しました!!

本日よりもう一台のアルファロメオの仲間入り、宜しくお願い致します!!
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