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もちろんボディーだけでは終わりません・・・・。

日々、今までの面影が消え、確実にクーペボディー本来の形に戻りつつあるGT1300ジュニア。

 

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前回のご報告時以降もお問い合わせは数あれど、なかなか時期オーナー様が決まらない・・・・・・・・まっ、気長にお待ちしております。()

 

ボディーが完成した際には当然ながらピッカピカになるわけですから、もちろんそのビジュアルに合わせて内装もリニューアル・・・・・・・・・・・・と、言うことで内装のお仕事、まずは左右のドアインナートリム。

 

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今まで付いていた物なのですが、コレ、新車時からのオリジナル。

表面は煤けているものの、原型が今でも保たれており状態としては悪くはないのですが・・・・

 

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ボード自体はさすがにこの状態。

ここも当初からの予定をしておりました箇所で新規で製作。

 

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材料の切り出しから始まり・・・・・・

 

 

オリジナルと全く同じ表皮、手法を要いて何時ものように・・・・・・・

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完成。

 

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オリジナルと重ねてみても、ボリュームや当時のその手作り感も含め、イイ感じかと。()

 

今まで付いていたオリジナルのドアインナーハンドル・・・・・・・

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そこも同生地で張替え・・・・

 

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モールも新品に交換して完成。

 

次にダッシュボード、これまた新車時から一度も手を入れられていないオリジナル・・・・


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この年代のダッシュの木目調板面はかなりの高確率でバリっバリに割れていたりと、ちゃちゃっとリペアレベルの作業では決して美しくならないようなダメージがあるあるのですが、このダッシュボードの板面は目立つ割れや変色などのダメージも無く、久々に見た上物!!
なので今回はこの板面を生かさない手はありませんが・・・・・・
 

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上面のボードのオリジナル表皮に無数の細かいひび割れを隠すために、その上からもう一枚違う生地で被せてあったり・・・・

 

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生地の硬化、焼けなどの劣化を当然有りと。
このままクリーニングだけでもイケそうなのですが、やはり今しかできない作業ですので・・・・

 

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ビニールレザーの部分を全てやはり同時にて全て張替え。

 

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完成。

 

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一枚の生地で皺ひとつ作らずこの形状に張っていきますので、けっこう難しいんですよねぇ~コレが。()

 

さぁ~、作業も乗ってきましたので、次に行ってみよう!!

リヤボードの製作・・・・・・・・と思いきや、ここまでの作業で生地の在庫全て使いきっていました。()

 

その完成に向けて着々と進行中!!

 

つづく。

 

 

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