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どの作業も今までの経験が生きているからこそのこと・・・・・・

全塗装に向けて、その下地作りに日々作業中のジュリアT.I・・・・・・・・・・・・

何時もの工程、塗っては削りの繰り返し・・・・・・・

この作業はあくまでスムージングが目的なので必要とするギリギリの厚さまで削って削って削りまくった後、サーフェーサー塗布・・・・・・・

本塗装に入る前の最後の各パネル見直し・・・・・・・

最後に使用したパテは最終的にはこのくらいになるまでそぎ落とした後、いよいよ・・・・・・・・

色が入りましたがまだザラザラ。
あとはクリア塗布後に磨いて完成となりますが、ここで並行して私が作業をしていたことをご報告・・・・・・・・

相手は一部を除き、クーペ同様めっちゃ固い材質のステンレス製・・・・・・・・・・・・・・

何時のように機械を使用して作業すること丸二日、お陰様でピッカピカ。(笑)
引き続きこちらも私が担当するお仕事、シート張替え・・・・・・・・

表皮を剥がす前からこの個体に付いているシート本体の状態はある程度見当が付いた上で張り替えを行う覚悟?は出来ていたのですが、こうして実際に表皮を引っ剥がしてみると・・・・・・・・・・・・・・・・

アンコの足し方ハンパじゃない~!!(汗)
実はこのシートだけではありませんが、私が知る限りモデル年代問わず「T.I」のスクリプトが付いたモデル用のリプロ品の存在が現在でも無いため、今回の張替えは剥がした表皮を元にオリジナルで製作、そちらを使用してでの作業を予定・・・・・・・・・・・・

特にこのT.Iは現存している個体数がかなり少ないと思われるため、リプロ品が無いのは致し方ないわけで。(汗)
とは言え、このシートの形状に沿って作られた表皮さえ入手できれば張替えは何とか可能でしょう、ハイ。(笑)

それに・・・・・・・・・・・・・

1年後?2年後にフルレストアのご予約を頂いている1300T.I。
ボディーレストアと同時にシート張替えも行う予定をしておりますので今回の個体同様シート表皮のリプロ品が無いことから今回の経験は後々に生かせる利点も有りと・・・・・・・・・・・・・今回のシート張替えのことだけでなく、ボディーワークしかり、機関系整備しかり、どの作業にしても今までの経験が生きているからこそ現在のクオリティあるわけで、今回のシート張替えは当店(私)にとっても大きな収穫になるはず。(笑)

と、ここまで書き終え、板金部門の様子を見に行ったところ、クリアも入り、現在乾燥中・・・・・・・・・・

次のご報告時には何時もの磨き上げのピッカピカに変貌したその姿をお披露目の予定です。(笑)

つづく。