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その歴史を噛みしめながらの作業・・・・・。

105系アルファロメオレストアの際とほぼ同じ工程の作業をしているわけですが、まぁ~兎にも角にも何処を組むにもそれとは比較にならないほどの時間を要してます、ハイ。(笑)

組付け作業中のジュリアスプリント。

フロントからリヤまでの配線の引き直し終了、内装の組付け作業へ・・・・・

オーナー様のご希望の沿ったブラックカーペットSetをオリジナルと重ね合わせその形状が同様か否かを再確認・・・・

車体から取り外したオリジナルのバルクヘッド室内側の目隠し兼断熱材・・・・・・・・・こんな状態でもぜんぜん原形は保たれている方です。(笑)
これをベースに新たに製作・・・・・・・・

当時と同じ素材は入手が難しいので別の素材で代用、防音?断熱効果は少しは期待できる?(笑)

オリジナルを元におおよそのコピー品を製作、あとは実際に車体に貼り付けつつ、生地を再度切断しながらの調整・・・・

室内側バルクヘッドの処理終、カーペットの取り付けへ・・・・・・

このカーペット、ただ敷き詰めるだけではなくタッピングと一部、接着。

せっかくキレイに仕上げたフロア、ほとんど見えない状態に・・・・・・・・・・・・・・なんか複雑な気持ち。(笑)

ダッシュボードも徐々に組み上がってきました。
合間にチョイチョイまたまた塗装・・・・・・・

メータナセル、ヒーターコントロールパネルのザラザラした表面を保持しながらの仕上げ。
同時にサービス部門では各メーターのクリーニング・・・・・・・・・・

ガラスの裏に曇り有り・・・・・・・

う~ん、クリーン~。(笑)

メッキが終わっていたリヤバンパーとドア上部のモール・・・・・・・

先日、メッキ屋さんから戻ってきました。

細かいへこみなども修正してもらいましたのでその仕上がりはいわゆる新品。
ただし、その分費用は・・・・・・・・・・・・・・超贅沢。(笑)

リヤクォーターのサイドトリムの取り付け・・・・・・・・・・・・・・・

実はこの状態になるまでかなり苦戦・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・105系の作業のノリは通用しない?バリバリ手作りの自動車、この造りでは当時の生産ラインでクォリティーのバラつきがかなりあったはずかと。(汗)

現在、フィッティングがイマイチで反対側をやり直ししてます。(汗)

ここまで組み終わった箇所のほぼ全てがそうでしたが、各所、作業をする度に105系とこのジュリアスプリントのその取り付け方法やその形状に違いに「あ~、だから105系のこのパーツはこんなに幅が広くなってるわけねぇ~」などといちいち納得。(笑)
と、「工業製品」としての歴史をヒシヒシと噛みしめながらの作業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホント、貴重な経験させていただいておりますです、ハイ。(笑)

つづく。