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何はともあれまずは乗る気にならないと・・・・・・・。

当店ではここ数年前(特にコロナ禍になってから加速?)より、限定した箇所の修理や整備のご依頼件数が以前よりかなり少なくなっており、その分?比較的広範囲に及ぶ掘り下げた内容の整備でお預かりさせていただくケースが主流に・・・・・・・・

そんな中身の濃い~内容の整備で約2か月前よりお預かりさせていただいているお車の中の1台・・・・・・・・・

昨年に他店様で購入された前期型GT1300ジュニア。
ご入庫の際はこう言っちゃ大変失礼に当たる表現かもしれませんが、やっとこさ走れるような状態・・・・・・・・・・・と、オーナー様からもそのような状態だったとお聞きしておりましたので、だからの今回のご入庫と相成ったわけで。(笑)
なので今回の作業は何はともあれまずは信頼性とキッチリ走れる状態に戻すいわゆるリフレッシュがメイン。

こちらの個体、以前に足回りとブレーキ系統は整備をされていたようでしたのでそれ以外の箇所を重点的に手を入れることに・・・・

補器類が外れた状態ですのでまずは蓄積された油汚れなどを落とすためにクリーニング・・・・・・・・



ヤレ切った箇所のオンパレード・・・・・・・・・・・・って、センターサポートのゴムは破けているし、さぞやこの状態ではペラが暴れてアクセルを踏み込めなかったことでしょうねぇ~。(汗)

今回の整備はジュリア系で多々見てきた基本的な内容・・・・・・・・

キャブは何時ものように専門の業者さんにてOH・・・・

案の定、ガソリンタンク内に錆あり・・・・・・

せっかく内部の通路までキレイになったキャブですからそこに錆は混じった燃料を流し込むのはねぇ~・・・・・・・・・・・と言うことでガソリンタンクもこの機に新品へに交換。

ラジェターも専門業者さんでOH済み・・・・・

と、先日、エンジンにも火が入り、残す作業は内装の取り付けや車検取得に際しての調整のみと。

今回の整備でエンジンOHなどの更に掘り下げたリフレッシュはしませんでしたが、何はともあれまずはちゃんと「乗る気になる」ことが先かと・・・・・・・・・・・・・・・・・オーナー様、これでアクセル床まで踏めますよ~。(笑)