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あのむせび泣くような音色を奏でるモデルが超久々に入荷・・・・・。

・・・・・・・・・・・数十年前には当たり前のように聞いていた、あのむせび泣くようなエンジンとマフラー音、超久々に耳に入ってきました。(笑)
先日、新たな希少の高い個体が入荷、「goo-net」掲載前に先行で本ブログにてご紹介。

私が正規ディーラーに勤務していた際に新車で販売、その後も一人のオーナー様の元で今に至るいわゆるワンオーナー物の今や絶滅危惧種と言っても過言ではないくらい見かけなくなったモデル・・・・・・・・・・

前期型アルファ156 2.0TS 16V(正物/5MT)。
過去にも幾度となく書かせていただきましたが、この書庫「ブログ先行販売車両」に掲載させていただく個体の全ては何からの特化した内容、いわゆる「希少性が高い個体」となるわけですが、で、何が希少かと言うと・・・・・・

現時点での走行距離・・・・・・・・・・・・新車でお乗り出し頂いてから現在まで一度たりとも車検を切らすことなく当店で整備を実施させていただいた経緯の中、過去に一度もメーターの交換はしていなくてこの距離。

もう一つの特化箇所、その内装状態・・・・・・・・・・・・・・・

シート本体のスポンジのへたりや劣化によりファブリックの表皮がブカブカになっていたり、生地糸のほつれなど、今や当たり前の状態ですが、使用頻度が一番高い運転席でさえ原形が保たれた状態・・・・・

私も当時、TS、V6と2台の156を新車を乗り継ぎましたのでその風合いは良く知っていおりますが、未だに新車時の風合いを色濃く残している状態かと。
もちろんその他の箇所全体的にピシッと・・・・・・・・

その中でも特筆すべき箇所は、約20年以上の歳月を経過した今でもそのデザイン通りに表皮が張り付いた状態のドアインナートリム・・・・・・・・・・・・約10年くらい前でさえ入荷したTS、V6問わず、ほぼ全ての個体がこの個所は全滅、なので156を販売する前の仕上げ作業の一環としてこの個所の補修はお約束でした、ハイ。(笑)
とは言え・・・・・・・・・・・・・
新車販売当時、その人気が圧倒的に高かったアルファレッドの個体ですが、いくら走行距離が少ないとは言え同ボディーカラーを持つ多くの個体同様、心底残念なことにボディー上面だけに色焼けやクリアが薄くなっていた箇所有りと。(汗)
走行距離、内装状態とこれだけ際立った魅力がある156、なんとかそれらの魅力を更に生かせないものかと・・・・・・

いざ作業に入ると当初の想定をかなり上回る(汗)大掛かりな作業となってしまいましたがリペイントにて仕上げ、昨夕完成!!

元々ブラックアウトされた箇所全ては樹脂コーティング施工でより黒々と・・・・・・・・・・ボディーのレッドとの対比がよりクッキリとなった姿が美しい~。(笑)

タイヤは当店推奨ブランド、ミシュランのコンフォートよりのモデルをチョイスし、今までのタイヤと入れ変えました・・・・・・ももちろん新品。(笑)

こちらの個体、元々ボディー側面にはドアパンチ跡や深い傷などのダメージはありませんでしたので、今回のリペイントにより全体的に見てもほぼ同基調で真っ赤っか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

よほどお目利きなお方ではない限り、どの箇所をリペイントされたか恐らく分からないかと思われ。(笑)

内外装同様、機関系もフルノーマル・・・・・・・・・・・当時の純正タワーバーは付いていますが。(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・と、外装もビシッとしたところで、これにて更に他ではまず出会うことが無いと思われる希少な個体に変貌したわけですが、だからと言って昨今の中古車市場で多々見受けられる「MT車価格高騰にあやかったエグイ価格設定では?」と身構えるお方もいらっしゃるかもしれませんが今回の作業も何時ものように自社で行いましたので、その当店の強み?特徴?を十分生かせたと自負できる価格設定となっておりますので、ハイ。(笑)

今まで販売させていただいた156を見にご来店いただいたお客様の中で「新車で販売していた時からMTミッションの156を一度は乗ってみたかった」との想いのお言葉を沢山の方々から頂きましたが、そのお気持ちが今なお冷めやらないお方は特にこの機をお見逃しすることが無いように・・・・。(笑)