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速攻でした・・・・・。

先日、1964年に製造されたこちらの個体が入荷・・・・・・・・

数年前から現在までメンテナンス全般を当店にてお任せいただいてきた1600ccエンジン搭載、ジュリアT.I。
「ジュリア」と言うモデル名を与えられたアルファロメオの最初期のモデル・・・・・・・・・・・・ご存知のお方も多いとは思いますが、クーペボディーの「段付き」が一番最初のモデルではございませんので、念のために。(笑)

ボディー自体は後にデビューとなる「ジュリアスーパー」にそのまま流用され、現存しているその個体数もスーパーの方が圧倒的に多いため初期のT.Iと混同されがちなモデルですが、外観で一番分かり安い箇所はやはり内装かと・・・・・・・・・・針が真横に動くスピードメーターやコラムシフト、ドアインナートリム、シートの形状などスーパーとは全くの別物。
そしてその違いの極めつけ・・・・・・・・

当店でフルレストアを控えているジュリエッタボディーを引き継いでモデル名だけが変更された1963年製ジュリアスプリントと同様のシングルキャブ仕様・・・・・・・・・・・・・・同じジュリアシリーズのツインキャブ仕様モデルとは違う、更にヴィンテージ感を味わえるエンジンフィール。(笑)

と、そんなレアなモデルで新車時から付いていたであろうエクステリアなどの付属品のオリジナリティーも非常に高い個体。

そこで私の頭の中にあるとあるお客様にご連絡・・・・・・・・・・・・・早速、現車確認にためにご来店頂、その場即決頂きました~!!(笑)
と、言うことでこちらのT.Iは今まで実稼働していた個体なので、即ご納車・・・・・・・・か?

新車時に施されていたラッカーペイント同様の処理方法(クリアペイント無し)で再度塗装をされてきたようで無数のクラック有り、とか・・・・・・・

破れている表面生地の中から初代パンダと同じ生地?(笑)とか。
「オリジナリティーが高い」と言う点は非常にいいことなのですが、その見た目が誰が見ても「大変美しい」まではいかないにしてもせめて「美しい」と思えるレベルは確保したいし、う~ん・・・・・・・・・・・・・・
結果として当店としてはこれらの状態に目を背けることはできるはずも無く(汗)、エクステリア脱着の上での全塗装及びシート表皮を張替えてからオーナー様へお引渡しさせていただくことに・・・・・・・・・・・・・・・・・・まっ、手間をかけるのは当店が最も得意とすることなので。(笑)

何はともあれ久々の入荷となった旧年代のアルファロメオ、次のオーナー様も無事に決まり、ホッと。(笑)
と・・・・・・・・・

ここ数年、特にその存在に対してのお問い合わせが急増しいるアレ(笑)、近日中に入荷予定!!
※過去販売時にNet掲載させていただいた画像です。
旧年代のアルファロメオの入荷、めったに新入荷は無いのですが続くときは続くんですねぇ~コレが。(笑)