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室内、サイドシル復元終了・・・。

現在もその作業が続いておりますレストア中のスパイダーデュエット。

前回のご報告後から、その他のお車の部分板金及び塗装や全塗装などの作業をさせていただいておりましたが、その合間にチョコチョコと作業を進めさせていただいておりました。

既に完成していた左フロアに続いて右側張替え後、左右に開けられていたスピーカー穴を穴埋めしフラットに。

次の工程、サイドシルの作業へと思いきや・・・・・・・・アンダーコートを塗られいたソフトトップを収納するスペースの床面にファイバーが貼り付けてあることが発覚、フロア同様、一番手間のかからない方法で尚且つパッと見分からないように上手(笑)に補修されておりました。(汗)

この個所のリペアパネルは部品として供給されておりませんので、オリジナルのパネルごと一旦切り離し、プレスラインも際限の上、切り継ぎ板金を駆使し作成。

室内側のタイヤハウスにも腐食が発覚、この部分もカットパネルの供給は無いため、鉄板を叩いて形状を合わせた上、切り継ぎ板金にて溶接。

作成したパネルを再度溶接にて取り付け。

室内全体に錆止めを塗布し、こにて室内側は完璧かと。(笑)

これでようやく次の工程、サイドシル修復作業へ。
まずは右側・・・・・・

この個所、クーペで言うならばアウターシルの先端部、2ピースで構成、その先端部をはぐると・・・・・・・・

既にカットされた画像になりますが、ミドルシル先端部にも腐食あり。

切り継ぎで元の形状に合わせて補修。

剥がしたアウターシル先端部に相当するパネルの供給がまたまた無し・・・・・

ならば造るしかないわけで、元の形状を模して作成、そちらの取り付けの前におNewのアウターシルを溶接取り付け・・・・・・

作成済みのアウターシル先端に相当するパネルを取り付け・・・・

って、なんで左側?
・・・・・・・・右側の画像を撮り損ねておりました、ハイ。(汗)
右側もこの画像同様の状態、間違いなく入庫時よりボディー合成アップしたかと。

フロントフェンダー下部パネルを貼り付け・・・・・

スパイダーはクーペのようにサイドシルと前後フェンダー下部の隙間は無いので、そこも溶接でその隙間を埋めて右側完成。

左側も上記同工程を経て完成。
・・・・・・・・と、現時点での作業が終了している箇所はここまで。

次はフロントフェイスの成形作業へ・・・・・
更なる緻密さが要求される作業なのでしょうが、その分、腕の見せ所かと。(笑)

つづく。