8月上旬からお預かりさせていただいておりましたGT1300ジュニアの一連の整備?修理?が完了し、先日オーナー様にお引渡しさせていただきました。

こちらのジュリア、数年前に他店様で購入されたフル?レストア済みとの個体。
以前からエンジンの調子があまり芳しくなかったとのことで、今回、初めて当店にご来店・・・・・・・・・・・・・今回のオーナー様のように他店様でご購入された個体を所有されていらっしゃるオーナー様が当店にお越しいただくキッカケの大半が同様の症状なんですねぇ～コレが。(笑)

レストア済みの個体とは言え、現にそのような症状がでているわけですから、まずは基本的な箇所をリセット・・・・・

キャブ、水回り、電気回りなどなど・・・・・・・・・それらの箇所に手が入ったのは相当昔ことだったようで、見れば見るほど、う～ん。(汗)

何時もお世話になっているキャブ専門店さんの手によるフルOH完了・・・・・

キャブはその見た目の美しさだけでなく同調もキッチリ取れる状態に、ホース類も一新、エンジン始動時に長いクランキングも全く必要なく一発始動、アイドリングも低回転で安定、今回のオーナー様からご依頼を頂いた懸案事項はこれでクリアしたと思いきや・・・・・・・

ヒーターユニット摘出・・・・・

エンジンルーム内のホースを一新したことで、今までジワ～っときていた冷却水の漏れが完治したため、今度は室内のヒーター側に漏れが発生・・・・・・・・・要するに今までビミョ～なバランスを保っていた個体だったようで。(笑)
この後ヒーターユニットの冷却水漏れも無くなり、今回の整備や修理はここで完了しましたが、足回りなどお約束?のトラニオンスペーサーが脱落したままだったりと、本来の走りをスポイルさせている箇所が多々有りと。(汗)

今回の作業でそのパフォーマンスはオーナー様にご満足いただけたようで、次回は次の課題に手を入れさせていだけるとのこと、是非とも頑張って下さいませ～!!(笑)
・・・・・・・・やっぱ、ジュリアが元来持っていたその魅力(性能)を知っていただけるものなら知っていただきたいですから、ハイ。(笑)