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お約束のバッサリ、始まりました・・・・。

いよいよ本腰を入れて作業を開始したスパイダーデュエット・・・・・・

塗料を剥離した時点でフロントフェンダー下部に穴が開いていたことで、まずは左右のアウターシルを60年代のアルファロメオお約束?の・・・・・・・・

バッサリ。
・・・・・・・・・・・60年代に生産されたアルファロメオに使用された鉄板の品質の問題もあったらしく、一概に保管状態云々だけではなさそうですが。(汗)

サイドシルは後の作業として、次に既にフロア左側をバッサリ・・・・

一見、良さげに見えたファイバーで補修されていたフロアの残骸。

過去にレストアを実施させていただいた個体のほとんどがクーペボディーだったわけですが、今回のレストアが初となるオープンモデル、そのボディー剛性は屋根が無い分、クーペより劣ることも当時のアルファロメオ社はちゃんと考慮されていたようで、フロアとフレームを固定するためのスポット溶接の数がクーペボディーより断然多く、そのスポットを外す際に板金スタッフが珍しく四苦八苦するくらいでしたから、ハイ。(笑)

前後のNewパネルとフロアを溶接にて取り付け。

インナーシル前方とフロアが接合する箇所のアップ・・・・・

現状ではインナーシルの塗料が剥離されていませんのでこの画像では分り難いかもしれませんが、ジュリア系の多くの個体に見られる運転席側インナーシル前方の腐食も無く、キッチリNewフロアパネルを支えてくれる状態・・・・・・・・大昔?テレビで放映されていた「像が踏んでも・・・・」とはいきませんが(笑)、何とも心もとないムニュとした感もこれで無くなり、思いっきり踏んずけてもガッチガチです。(笑)

現在、右側を着手中・・・・・・

フロアやサイドシルに留まらず、まだまだバッサリいきますよ~!!(笑)

つづく。