当店板金部門にて新たなスタートとなったスパイダーデュエットのボディーレストア・・・・
先週末より本格的に作業を開始・・・・・
おっと~・・・・。
ぜんぜん想定内。(笑)
ここもこのレベルのダメージであればぜんぜん優秀優秀・・・・・かな?(笑)
このパーツの仕上げは私の領域、取り付けまでまだまだ時間がありますので、いずれボチボチと始めます・・・。(笑)
フロアはお約束のブラックアウト。
遠目で見る分には一瞬、良さげな・・・・・
腐食箇所を塞ぐためにファイバーを貼り付け・・・・・・・・
このような補修、久々に見たかも。(笑)
フロントガラス、エンジンを除いた各パーツの取り外し完了、現時点でのダメージ箇所はほぼこんなところか。
そしていよいよお楽しみ(笑)の各パネル自体の状態を確認作業。
今回のボディーレストアは今までの板金作業着手箇所ごとに剥離を行うのではなく、車体丸ごとをいっぺんに剥離を行った上で各部の状態を確認の上、ダメージ箇所に対しての作業手法プラン練ります。
この個体の外観を初めて見た際にオリジナルの形状との違いが即分かった箇所、ノーズの先端。
まずはそこから塗装の剥離・・・・・・
この時点で確信、かなりの量を使用した上での造形・・・・・・・・・
やっぱり。(笑)
と、ここで一旦、板金部門からサービスピット内へ移動。
エンジン摘出中・・・・
エンジン下ろし終了後、再度、板金部門にて剥離作業再開・・・・・
今までの経験上、フロントフェイスに次いでダメージを受けている確率が高いリヤ。
一部グンニャリしている箇所が有ったりと・・・・
フロント同様、大量のパテを使用した上での造形・・・・・・・・・・これまた、やっぱり。(笑)
フロントにしろリヤにしろ、恐らくこれらのダメージを受けたのはかなり昔のことでしょうから、その時代は現在のようにリプロダクションパネルの供給が無かったこともあり、パテで成形されていることが多いのでしょうが、それにしても・・・・
サイドもパテ、ハンパなかったです、ハイ。(笑)
その原因は・・・・・・
リヤフェンダーやドア下にもかなり荒い板金跡や小さなへこみが有り、その箇所をそのままパテで成形・・・・・・・・・・・・・そりゃ~大量のパテを使用しないと滑かな面を再現できないでしょうねぇ~。(笑)
更に剥離作業を進め・・・・
右側フロントフェンダー下部とアウターシルに穴が・・・・・・・・・
今回のデュエット、さすがに段付きと同じ60年代に製造された個体。
ダメージ箇所がフロント及びリヤ、腰下と過去に実施させていただいた段付きのレストアの際に度々見受けられた箇所とほぼ同じフロント及びリヤ、腰下と・・・・
とは言え、作業的には一番厄介となるボディー腰上の形状が明白に目立つようなダメージのないほほ新車当時のままだったことが最大の救いでした!!
・・・・・・・・・・・この先の作業を進めていく中で、毎度のごとく(笑)想定外のダメージが発覚しようがしまいが、結論的にはキッチリ造らせていただくだけのことですし。(笑)
ここでいつものガラス屋さん登場・・・・・
さぁ~これでボディーワークの妨げになるパーツの取り外しは全て終了、あとは当店の板金スタッフに思う存分腕を発揮してもらいましょう!!
つづく。
既に当店HPでもお知らせさせていただいておりますが、誠に勝手ながら明日5月2日(土)~5月6日(水)までお休みを頂戴させていただきますので何卒ご理解賜りますようお願い致します。
・・・・・・・・・・・GW明け、現在の風潮が少しでも良い方へ返還していることを切に願いつつ、この休暇中は例年にも増してまったりと過ごさせていただきます。(笑)