オーナー様の寛大なご配慮に甘えつつ、前回のご報告から早5か月・・・・・。(汗)

お預かり中のジュリアスーパー1.3。
大変ありがたくも日々の作業に追われつつ、とは言え合間に少しずつ手を動かしていた作業が完成・・・・・・・・・・・・

エンジンのフルOH。
完成に至るまで撮り貯めていた画像を一挙に掲載・・・・・・

ヘッドが二つ並んでいますが、このエンジン、過去に幾度となくヘッドを開けられていたようで、今回の面研をする余裕が無いことが発覚・・・・・・。
当店のストックで削りしろがバリバリ残った状態の良い同年代のヘッドがありましたので、そちらに交換しつつ作業。

当店で1300ccエンジンをOHする際に今やポピュラー?な「モッコリ」、入れさせていただきました。(笑)

カムもモッコリ(笑)と相性が良いストリートユース用のハイカム。

完成。今回もライトチューンをさせていただきつつのフルOHでしたが、私たちはお仕事を通して数々のエンジンのフィーリングを体感せていただけますが、各オーナー様にとってはオンリーワン・・・・・・・・・・・・

この仕様のエンジン、ストリートユース前提であれば低回転域からのその扱い易さだけでなく、ノーマルとは明らかに違う中回転域のパワー感など、その違いが理屈ではなく肌でキッチリ体感していただけるエンジン・・・・・・・・・・・そんなわけで当店ではOHのタイミングでこの仕様をお勧めしております、ハイ。(笑)

エンジンも完成したことで次はミッションOHへ・・・・・

・・・・・・・・と、現状ではここまで。
このスーパー、あれだけ優秀な個体をベースにした上で、しかもイタリアでは珍しいくらい(笑)丁寧な仕上げを施されていた個体、いわゆる「〇ン〇ー〇コ〇デ〇シ〇ン」とのことでオーナー様がご購入された個体なのですが、ミッション内部を見て発覚・・・・・・・・・・・「〇ン〇ー〇コ〇デ〇シ〇ン」とは言え、機関系はその文言に含まれないのが実情?(笑)

その辺も含めてまた後日。

つづく。