昨年末に入荷しました伊藤忠物右ハンドルの2000GTV・・・・・・

入庫時の記事にてご案内をさせていただきました通り、今年初頭より作業に入っておりました。

まずは内外装のパーツ取り外しから・・・・・・

入庫時のご報告でこの個体が優秀と申し上げましたが、その証のひとつとして・・・・・・

このように別パーツが組み合わさった箇所の形状がキッチリ残っているとか・・・・・当店での過去の作業事例からして、フロアやサイドシル、ドア下部などが挙げられるわけですが、この個所もそれらに負けないくらい(笑)腐食している場合多々ありましたし。もちろんこの個所だけではありませんがパーツを外すことにより普段目にできない箇所を見ることでその個体が今までどのような接し方をされてきたかが判明するわけですねぇ～。(笑)

と、この個体がいかに優秀かとは言え・・・・・

内外装パーツの取り外しが終了した後、早速、切り刻んでいますが・・・・・・

今まで付いていたパーツを取り外すということは、「時限爆弾」が仕掛けてあるかもしれない(笑)ことも覚悟の上で作業するわけで、このようにリヤボードを外して初めて目にする光景も・・・・・・・・・・過去にスピーカーを取り付けるため、豪快に穴があけられていました。(汗)

ボディー完成後にはこの個所は見えなくなるのですが、当店としては一度目にしてしまった限り、スルーすることはできません!!

当店でストックしている部品取り車の同年代モデルの必要としている箇所を切断、サクッと溶接で繋いで本来の形状に戻りました。

要するにこの年代のアルファロメオになると、今回のこの個体がこれから行うパーツ脱着の上での全塗装、何が出るか覚悟の上で取り組むべく作業と。
・・・・・・・・・・・・イヤなものを目にしても「蓋」をできるのであればそんなに覚悟はいりませんが。(笑)

と、言うことでこちらの2000GTV、ボディーの完成は3月上旬予定、コストパフォーマンスはピカイチ(笑)かと、お問い合わせお待ちしております!!