電話:029-875-9337

体と頭は覚えていたようで・・・・。

HPでのブログ更新は今回で2回目となるわけですが、システムに慣れていないこともあり、思うようにいくとミョ~に嬉しかったりと、逆に新鮮かも・・・・。(笑)

先日、ジュリアスーパーのオーナー様にお越しいただき、ボディーに乗せる色の打ち合わせも終え、恐らく今日明日じゅうにはいよいよ本塗装かと・・・・・。

私が担当させていただいている各作業もそろそろ本腰を入れて~と言うことで・・・・

ガッツリ引っ剥がさせていただいております。

作業前の状態・・・・・・

ステッチ抜けに割れ・・・・・

多々見受けられる真っ平・・・・。(笑)

リヤシートもフロント同様、ステッチ抜けやら割れやら・・・・

やはり真っ平。(笑)今回のシート張替えはオーナー様のご希望で現在のブラウンからブラックに変更。

今まで張り替えさせていただいたシートはほぼクーペ用なのですが、同じクーペでもGT1300J用が断トツ比率が高いわけで、なんだかんだ言って実はセダン用のシート張替えは今回で3回目、しかも前回の作業は約5年前とその際の記憶があまり残っておらず、正直なところちょっと緊張?不安?な気持ちもあったりと・・・・・・

作業自体はGT1300Jとほぼ同じ内容なのですが、当然形状やアンコのへたり具合などによって、仕上がり時の張りを表現するための落としどころや匙加減を加える必要があるのですが、不思議なものでセダン用ならセダン用としての落としどころをちゃんと体と頭は覚えているもので・・・・・

中央の生地の貼り付け、実はこの形状のシートで一番難しいところなのですが、なかなかいまくいったかも~。

と、現時点では右フロント以外は完成済み。
現時点での見た目は私的にはごつごつした印象が否めないのなのですが、天候の良い日に数時間の天日干しをすれば、全体的に張りも感も今以に出ることでもっと柔らかい印象に変わると思われ。

今回のシート張替えで何よりも変わったのが・・・・・・・

表皮をめくるとよく見る光景。表皮と裏生地の間に通されたピアノ線に対して長年に渡り強いテンションが掛かっていたため、劣化により表皮より先に裏生地が破れ、表皮とワイヤーが分離、その結果、表皮にテンションをかけられなくなったことで真っ平に・・・

新品の製品を使用しておりますので当然、裏生地もしっかりしておりますので真っ平じゃありません。(笑)

残りの右フロント・・・・・

今からまた踏ん張ってみます!!

つづく。