現在、内燃機加工屋さんにお願いしているエンジン腰下等の加工完成待ち状態のレストア中ジュリアスプリント・・・・・
例年に比べ同様の加工の需要が大幅に増えたようで今までより時間がかかるとのこと・・・・・・・・・・
HVやEV車が普通に街中で見かけるようになった昨今にもかかわらずそのような需要が増えていること自体は当店、日本?としても大変喜ばしいことなのですが、お預けしている各部品がなかなか戻ってきません。(汗)
とは言え・・・・・・・・・・・
EUから取り寄せた各パーツが揃ったエンジン以外の機関系ももちろんありますのでそちらの作業を開始。
ミッションOH。
分解後、洗浄しただけでこのアルミの地肌・・・・・・・・・・
ホント、この個体、使用された距離は比較的少なそうですが、その分寝ていた期間がメチャクチャ永かったこともあり、念のためにエンジン同様こちらもリセットの意味も含めてのOH。(笑)
と、一見、当店では見慣れた105系のそれとは変わりないようですがシンクロ表面の加工が105用とは違いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・部品屋さん曰く105用でも問題が無いとのことでしたが、これまた念には念をと言うことで、同形状のシンクロを取り寄せ。
部品入荷後、作業開始・・・・・・
他にお預かりさせていただいたお車の作業の間を縫って完成。
これにてこの年代の個体で多々見受けられる「ドゥルルルル・・・」や「ドン!!」と言ったようなフィーリングをごまかすため(笑)の気難しいクラッチワークに神経を使う必要性もさほど無く、ギヤにビシッとブレーキをかけてくれるはず。(笑)
と、言うことで当店初体験となるこのジュリアスプリント、何時もの105系のようにはいかった箇所は多々ありましたが、それらに対して向き合ってきた姿勢は105系とは何ら変わりません、が・・・・・・・・・・・・・何をやるにもフィニッシュに至るまでの所要時間は変わりましたが。(笑)
・・・・・・・・・・やはり量産モデルではなかった証かも。(笑)
つづく。