車両をお持込でボディーのレストアをさせていただいておりますGT1300ジュニアですが、同時に内装のレストアもご依頼いただき、進行中・・・・・・・・・またまた私の出番。(笑)
ダッシュボードのレストア。

元の状態がこちら。
例のシートを使用し貼り付けをしていくのですが、このタイミングでしかできない作業・・・・・

板面の割れや増設された穴に対しパテで埋め、シートの食いつきをより良く、完成後の段差を無くすため丹念に磨いていきます。
貼り付け完成。


このシートを貼り付けの際、ドライヤーであぶりながらそれぞれの面に貼り付けていくのですが、手が熱いと感じるくらいに熱しないと伸びてくれません。
だからと言って手袋をはめて作業すればいいようなもんですが、指先の感覚が分からない状態ではうまくこなせず、いわばこの作業は熱さ(実際はやけど寸前!)との戦い!!(笑)
あとは何時ものようにボードを取り囲むパーツの表皮を新品で張替え、ステンレスのモールを磨き、組み付け・・・・・・・


完成。
・・・・・・・・・・・・・と、ここで当店ではめったに見られない光景。


コチラのダッシュボード、イタリアより入庫致しましたもう一台のGT1300ジュニアに付いていたモノですが、大変状態が良く、ノンレストアで当時のまんま。
オリジナルと当店でレストアさせていただいたモノを同時に並べると・・・・・・・

上がオリジナル。
どんなもんでしょうか?
若干色の濃さが違いますが、オレンジがかった色目といい木目の入り方といい、このシート、ストライクゾーンでしょう!!
・・・・・・・・って、私だけが絶賛?(笑)
このシートが見つかるまでの間、散々各メーカーのそれだと思える物を取り寄せた甲斐があったというもんです。(笑)

今回のこの画像、当店の作業例としての参考資料として大変重宝すること間違いなし。(笑)
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